公衆電話

今日、久しぶりに公衆電話を使いました。

夕方に歯医者さんの予約をしていたのですが、

仕事が長引いてしまってその時間までに受け付けできそうにないので、

キャンセルの連絡をすることにしました。

以前から、

お財布の中には一枚のテレホンカードが。

すでに、あと何度残っているか分からない状態でしたが、

(度数という言葉も死語かな)

今回は、こいつを使ってみようと思ったわけです。

 

事務所が入っているビルの1階にローソンがあり、

その店先に、公衆電話を見つけました。

テレホンカードを入れて電話しようとすると、

カードが入っていきません。

「ランプが消えているときはカードが使えません」

という表示の上にある赤いランプは、

残念ながら点灯していませんでした。

 

やっぱり…

 

携帯を使わないとだめかなーと思って、

しばらく駅を目指して歩いていると、

歩道橋のたもとに、電話ボックスを発見。

いつも歩いている道ですが、

これまでは気にも止まりませんでした。

テレホンカードを入れてみると、

カードが吸い込まれていきました!

残り度数は2度。

約1分半ほど話ができるようです。

電話をかけると、すぐに受け付けの人がでました。

なるだけ手際よく用件を伝えようと、

「予約をしていた○○ですが、

その時間に行けなくなってしまったので、

キャンセルの連絡をさせていただきました」

とだけ言いました。

若い女性の声は、こう言ってきました。

「わかりました。

それでは代わりの予約をお取りしますが、

いつがよろしいでしょうか」

 

そっかー

 

「次の予約については、また連絡します」

と、言い足せば良かったんだ…

と思いましたが、とりあえず気を取り直し、

「いつが空いていますか」

と聞いてみました。

 

「しばらくお待ちください」

そう言った後、

受話器からはどこかで聞いたことのある音楽が流れてきました。

そう、よくある保留メロディーというやつです。

ふと、残り時間を示す表示に目をやると、

話せるのは、あと45秒ほどでした。

う~ん、微妙な残り時間。

そして、なぜかこういう時に限って、時間がかかるんですよね。

残り15秒を切ったところで、

テレホンカードが排出されました。

「追加のカードか硬貨を入れてください」

という表示が出て、

『追加のカードを入れていた頃が懐かしい』

と、余計な考えが頭をよぎったところで、

「大変お待たせいたしました」

と、再び女性の声。

そして。

電話はそこで切れてしまいました。

 

う~ん、残念。

 

久しぶりに聞こえてきた、

公衆電話の受話器からの、

なんとなく温かくて懐かしい感じのする音声は、

ちょっぴり物悲しい結末を演出してくれたのでした。